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Manzanilla

図書館戦争への愛と妄想が暴走した二次創作ブログ ネタバレ有りにつき要注意!

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【騎士道で行こう!】3 ~図書戦パラレル~

お待たせの第3話です。

いよいよ父の計略が明らかに?

お待ちかねのアノ人登場!


ってなわけで、追記からどうぞ!

※このSSは異世界パラレルです。
 原作と違うのは許せない!という方は回れ右でオネガイします。




その数日前、カツヒロは王都の騎士団員宿舎を訪れていた。

「ゲンダ殿はおられるかな?」
「あー、団長ならあそこに」
「ありがとう」

団員に礼を述べて、カツヒロは指差された方向へと向かった。

そこでは長身の騎士と話し込む、筋骨隆々とした熊のような男がいる。
カツヒロはその姿を認めると、にこやかに手を挙げた。


「それで。あんたがここに来るとは、いったい何の用件だ?」
ゲンダは人払いを済ませた部屋で、カツヒロに向き直った。

カツヒロは茶を一口すすると重い口を開いた。
「ちょっと困った事態になりまして。貴公の信用できる部下を一人貸していただきたい...それと」

ゲンダはカツヒロの話を聞くとニヤリと笑った。

「いいのか?手加減はしねえぞ?」
「あれは、一寸やそっとじゃ壊れませんよ。私が保証します」
「使い物にならなかったら容赦なく追い出すぞ?」
「その際は尼僧院でもどこへでも突っ込むなり好きにして頂いて結構です」

その言葉にゲンダは豪快に笑いながらカツヒロの背中をボンとたたいた。

「わかった!うちの若いのを一人貸そう。あんたも知ってる奴だ」
「もしや、あの時の?」
「おう、今は小班長をやってる。奴の部下もフォローにつけてやろう」
「それはありがたい」

では、宜しく頼みます。

カツヒロはゲンダの手をしっかりと握り締め、ゲンダは大きく頷いた。



父の作戦を聞きイクは思わず頬を引き攣らせた。

「親父...本気か?それ」
「そりゃあ、少ないが女もいるけど!」
「ゲンダ殿にって事は第九騎士団だよな!?あそこは!!」


リブラには9つの騎士団がある。
第一、第二騎士団は王宮および王都の警備を行い、第三~第六騎士団はそれぞれ東西南北の国境線を守っている。
第七、第八騎士団は主に後方支援部隊だ。戦地への物資輸送および医療班の派遣、その警護が主な仕事である。
そして第九騎士団は、表向きは遊撃部隊となっているが、その実は偵察、敵陣への破壊工作から要人警護まで、ありとあらゆる任務を臨機応変にこなす国王直轄の部隊、と言えば聞こえがいいが、要は何でもこなす便利屋のような存在だ。
そのため、団員は腕は立つが一癖もふた癖もある者ばかりだと言う。


「っていうか。普通は娘を預けるのなら、どこかの邸の侍女とか尼僧院とかじゃないの?」
イクが恨めしそうに唸った。

「「「それはない!」」」

「なんでよ!!」

即座に否定した兄に思わず噛み付く。

「お前。自分で理由聞くか?」
「そんな普通の女の子ばかりのところに突っ込んだら目立って仕方がないだろ?」
「そう考えると、やっぱりゲンダ殿のとこが一番か。さすが、親父!」

うんうんと頷く兄たちが恨めしい。

「大体イク。お前、騎士になりたいって前から言っていたじゃないか」
そう言いながらカツヒロは困ったように頭を掻いた。

だって、いつかなれたらいいとは思ってたけど!でも、そんなの無理って思ってたし。突然すぎて頭が着いていかない。
大体、騎士団ってそんな簡単に入れるものなの!!

頭を抱えるイクに、カツヒロは付け加えるように伝えた。

「そうそう。ゲンダ殿が『事情はともかく騎士団に入ったからには容赦はしない。使えなかったら即刻叩き出す』っておっしゃっていたよ」

それ、何の慰めにもならないというか、追い討ちです。父さま。

「ま、お前の腕と根性と気合は俺たちが保障するから、何とかなるだろ」
「乗馬だけなら俺たちより上手いしな」
「弓だけは何度やっても上手くならなかったけどな」

そうは言われても、兄たちの勝手な評価で安心できるわけがない。

そして、更に父から告げられた脱出計画の詳細に、イクは完全に途方にくれた。

『駆け落ちの末の心中』ってどこの劇団の演目よ!!??
そもそも相手は!!?

「それは、ゲンダ殿に頼んで優秀な部下を貸していただいた」
だから大丈夫。

そう告げる父に返す言葉もなく、イクはガックリと頭を垂れた。

to be continued

next

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というわけで、隊長でした(爆)

第9騎士団なのは...タスクフォース→足す9ふぉーす?
なんて変な洒落だったりするよーなしないよーな(コラ!)
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黒猫又かつえ

Author:黒猫又かつえ
『図書館戦争』シリーズへの萌えと妄想が暴走した挙句、二次創作に手を出し、とうとうブログまで開設
家族にはナイショの隠れオタク主婦

サイト名はスペイン語で「カミツレ」のこと

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